No28ひきこもり家族教室〜第2回 家族の接し方

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👉 No27. ひきこもり家族教室 〜第1回 ひきこもりを知る〜
https://hikikomori-to-taiyou.com/no27-hikikomori-daiikkai/

第1回「ひきこもりを知る」から1ヶ月後、第2回の家族教室がありました。
タイトルは「家族の接し方」です。
まずは前回のおさらいから始まります。
「ひきこもり」とは病気ではなく、外出はできるけど、他者との交流が難しい状態です。
次男は外出さえできない状態だったので、かなり深刻な状況だったことがわかりました。

子供がひきこもると
①家族が叱咤激励する
②本人が暴力で家族を支配する
③放っておくのがいいと思って何もしない、または何とかしなければと思いあれこれ提案する。
よくありがちなことですが、悪循環になりやすいパターンのようです。

次男は高校受験を控えた中学3年生から不登校になリました。
私は「励ます」というより、「何とかしなければ」という思いが強く、学校、スクールカウンセリング、精神保健福祉センターなど、考えつく限り相談に行きました。
でも当の本人は何もしたくない、考えたくない状態だったのでどうすることできません。
結局、放っておくのがいいと思い、ずるずると6年の時間だけが過ぎていきました。
次男は今も相変わらずな状態ですが、本人を回復へと向かわせるためには、まず家族とのコミュニケーションが必要だということを、家族教室では繰り返し伝えられました。

今思えば、次男は中学2年の後半から元気がなくなり、体調不良で学校を休みがちになりました。
ひきこもりの特徴は
①昼夜逆転の生活で家族との接触を避ける。無気力でイライラしてる
②自己肯定感が低く、劣等感を持っている
③孤立感や不安感が強く、物音や周囲の言動に敏感で傷つきやすい
と大きく3つに分かれていました。
やはり次男は全部当てはまりました。

そんな中、家族はどう対処すればいいのか。
その答えは第1回の「ひきこもりを知る」の中にありました。
家族の基本的な対応は、「家庭の中で安心、安全を感じる事」です。
本人はもちろん、親、兄弟も含めてです。

今も次男は朝から夜まで携帯やパソコンを見ています。
まだ21歳なので世の中の動きなどのニュースは興味がないでしょうが、
ひきこもっていても色々な情報は入ってきます。
一方的な情報の中で安心して引きこもりができるように
家族は「よりよいコミュニケーション」を実践することが回復に大きな力を与えるようです。
ただ「よりよい」というのがどんなものか判断するのが難しいです。

そこでやらない方がいい事例の紹介がありました。
①質問形式で本人を責めない。
例えば本人が心の充電をするために家にいるのに、家族は何もしてないことを責め今後どうするつもりか問いただす。
②極単語、例えば「ちっとも」「ばっかり」「何にも」等を使って会話すると本人は不当に責められたと感じこちらの意見を聞かなくなる。

これを聞いた時、私は大きく頷いてしまいました。
私自身、出産した後仕事もせず家にいました。
育児もそれなりに大変ですが、現在は家庭と仕事と両立するのは当たり前です。
私に収入がない事に、主人からずっと責められてきたように感じていました。
そのたびに、言葉にできないほどの悔しさや孤独を抱え、仲の良い夫婦を羨ましく思ったこともあります。

家族教室は毎回最後にわかちあいの時間が設けられています。
自由参加で出席者の今現在の境遇を共有しあえる時間です。
1回目は参加しませんでしたが、今回は勇気を出して自分の事を話しました。

5、6人の少人数の中で娘さんとの会話の少なさを嘆いていたお母さんがいらっしゃいました。
その方は仕事もして人前でも憶する事なく話してました。
私と次男も6年間全く会話がない状態でした。
その原因は私がおしゃべるするのが苦手で、次男二人っきりになると私まで苦しくなっていました。
なので私の方から会話を避けてしまうというなんとも情けない状況で自己嫌悪に落ちていました。

こんな会話が上手な方でも子供とも会話に苦労してるのに、私がうまくいくわけはありません。
何か気が楽になりました。
次男も会話が下手で悩んでいた様子があったので、下手同士でも、雑談ができる関係になれたら、それで十分なのかもしれません。

今回は緊張しながも最後まで参加できました。
来月は最終回の3回目となります。
「当事者の体験を聞いてみよう」という講義が予定されています。
ひきこもりを経験した方が、大勢の前で話すこと自体、どれほど勇気のいることか想像できます。
その懐の深さに敬意を抱きつつ、一言一言を逃さず聞きたいと思っています。

続きはこちら →
👉 No29. ひきこもり家族教室 〜第3回 体験発表〜
https://hikikomori-to-taiyou.com/no29-hikikomori-daisankai/

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